今年も富士のふもとで
さて、雨がふったりやんだりの土曜日、朝早く起きて新宿駅へと。
毎年この時期恒例、富士のふもとのN夫妻のうちのバーベキューの宴へと。
雨のため交通不安定だったので今回は電車にて。休日は新宿からホリデー快速河口湖号という富士急まで直通の電車が出ていて便利なのです。
そして乗る前に駅構内を流していると発見しました。
新宿弁富なる一品。なんでも新宿~甲府 中央線開業100周年記念なんだとか。
中身はこんな感じ。右上のさくら肉の旨煮、ごはんにぴったり。雷こんにゃく、やさいの煮物なんかがうれしいねえ。そぼろご飯もイケます。
電車も旧式の特急列車。もちろん縦配置の二人がけシート。天気もよくないせいか車内、すいており。景色見ながらのんびり旅、とてもよし。バスよりちょっと時間かかるけど風情あるのいいなあ。今度から行きはこれで行こうかしら。
と、旅情を楽しみつつ、河口湖駅に着き、N先生達と合流して買出しをすませ、いざ。
ここではワタシいつも火おこし&メインのラムの焼き担当。今回は雨の降る中、火おこしにちと難儀しましたが、N先生とタープを張るなどして、雨にも負けず作業開始。参加したみなさんに、今日は外で焼くのは無理だと思ったけどすごい!と賞賛をいただき。まあワタシ食べ物になるとね(苦笑)。
ラムにオリーブオイルと岩塩を塗り、写真のように火をおきにして遠赤外線で一時間強ほどじっくりと。
これは最後のスモークを施してるとこ。雨も一時けっこうどしゃぶりでしたが、酒がんがん飲みつつやってると寒さも忘れます。これはティオペペ飲んでるとこ。この前にすでに赤ワイン1本あけてます(笑)。
そして表面がぱりっぱりに焼けたラムを部屋の中の第二会場へ搬送。雨のため他の料理は部屋の中です。
しかし毎度ながらにラム、ホントにうまい。しかも今年は桜の木が大量にあったので、仕上げに大量に燃やして香り付けしたので、芳しい香りがたまらん。
焼けたところをみんなで食べた後、またラムを焚き火に戻して、もも、あばらを中心にまたもやじっくり。もちろんワインを飲みながら(笑)。このモルゴン、美味しかった。
そしてレアさ加減がいい塩梅のもも肉を再びみんなでいただき。いやー、ジューシーでたまらんですよ。美味い~。
しかし焚き火、いいなあ。外料理、大好きなのですが、焚き火はずっとそばにいたくなります。まだどしゃぶりなんだけどね(笑)。
室内の第二会場でも料理が咲き乱れてまして。
N先生作、ザワークラウト、アイスバイン、ソーセージの煮込み。アイスバインの脂の旨みとザワークラウトの酸味がホントにたまらん。白ワインがぶ飲みです(笑)。
先生宅の近所のフランス人のマリーさん作、めっちゃうまいレバーパテ。どれくらい美味しいかというと、ワタシが気づいたときにはもうこれだけしか残っておらず(笑)。コクと甘みがありまくり。こちらはパンと一緒に食べると赤ワインが止まらない。
作り方を聞くと、ワタシが知ってるのとそう変わらないのですが、やっぱりかんどころだとか量のバランスに独特なものがあるのかな?ワタシが作るのとぜんぜん違ってホントに美味しかったです。
今回は20人強参加ということでデザートも含め、他にも和洋中の料理が絢爛豪華に。料理人が多い分だけ楽しめました。
しかしワタシはもう一度火に戻り、肉を焼くと(笑)。これ、さっきのラムの最後の残り。ここまで解体しました。あばらの肉も首まわりもしっかりみんなで食べました。
そして最後にいつものマシマロ。じっくりと遠火で焼いて口に運ぶと文字通り口の中でとろけるのです。美味いっ。
日曜がライブなので今回は日帰りでしたが、いつもながらに満喫させていただきました。
N先生夫妻をはじめ、みなさん、今回もありがとうございました。
紅葉の時期にまた来たいな。
The comments to this entry are closed.
Comments